16施設の多施設共同研究にて、非ターゲット病変の1年のserial OCT画像の撮像および、その症例の臨床追跡を行っております。冠動脈に不安定プラーク(thin-cap fibroatheroma)が見られた際に、その後の臨床イベントが多く見られることを明らかにしました。
さらには、OCT画像のAI(artifical intelligence)解析を用いて、不安定プラークの自動解析に成功しました。性能向上を目指し引き続き開発を継続していきます。
虚血性心疾患治療において、高リスク状態の病変を早期に同定し、病気を未然に防ぐ治療につながるよう、引き続き研究を行ってまいります。
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)にて行われている、日本全体の経皮的冠動脈形成術(PCI)のレジストリ(J-PCIレジストリ)において、解析リーダーとしてデータ解析、抽出を行っています。
大きなデータからしか得られない知見を学会員を中心に広く周知し、さらには学術的な検討において、そのデータ解析を広く担っています。